『滑走路指示標識(Runway Numbers)』

【富士山が雲の上に・・・】

 

さて・・・・・、なかなかエアーラインに搭乗して、飛行機の窓から滑走路を見下ろす
ことはありませんよね?

 

成田空港から東南アジア行きの飛行機が九十九里浜方面に離陸しますと、上昇しながら
九十九里浜で180度Uターンして、成田空港の左側を上昇してゆきます。
ですからA席に座っていますと眼下に成田空港の全景を観ることができます。
そのとき、目をこらしてそれぞれの滑走路の両端をご覧下さい!
そうしますと「滑走路指示標識(Runway Numbers)」を観ることができます。

 

滑走路の端は「ここが端っこだよ!」というマークがまず描かれています。
ちょうど横断歩道のようなストライプが書かれています。
これを「滑走路末端;Displaced Threshold:通称Threshold」と呼びます。

 

その次に番号が書かれています。
この番号は、滑走路の向きを示しています。
「方位計(Heading Indicator)」と同じで「磁進路:Magnatic」で表記されています。
本来なら、000度から359度までを表示すべきでしょうが、細かくなるという理由で
最初の2桁、もしくは1桁で表示されています。(1の位は省かれています)

 

ですから「滑走路指示標識(Runway Numbers)」 が「27」でしたら、だいたい、たぶ
ん、アバウト「滑走路の向きがMaganeticで270度ぐらい」ですよと教えてくれており
ます。

 

「9」でしたら約090度Magneticという意味です。

 

パイロットになったら・・・合理的に考えられてるなぁ〜って、後で感心しました(^-^)
「方位計(Heading Indicator)」と「滑走路指示標識(Runway Numbers)」を合わせて離発
着しますとスムーズに操縦ができます!

 

またいつか区分航空図(Sectional Chart)について書きますが、航空世界の地図のことです。

この区分航空図(Sectional Chart)には、羅針図とも言いますが、コンパス・ローズ(compass
rose)が描かれています。

 

一般の地図にはだいたい一カ所、航空図や海図には要所・要所に描かれており、東西南北
の方位を示すために置かれる図形です。

古い方位磁針(羅針盤)などは装飾が施され、まるで薔薇のように見えることから「コン
パス・ローズ(compass rose)」と呼ばれるようになりました。

 

ご承知のように、羅針図の考え方は今日のあらゆる航行システムに取り入れられております。
実は、無指向性無線標識(NDB)、超短波全方向式無線標識(VOR)、グローバル・ポジシ
ョニング・システム(GPS) といった機器や装置にもあります!

 

だいたい飛行場の近くに描かれている「コンパス・ローズ(compass rose)」を上手く使い
ますと、簡単にBaseやDownwindのコースも分かるのです!

 

BaseやDownwindと言ってもおわかりにならない方が多いでしょうけれど、滑走路から
飛び立つときのまっすぐな延長戦をUpwindと呼びます。
そこから飛行場でルールとして決められた直角に左右への旋回する方向がCross Windと
いい、滑走路に平行で飛び立ったのとは真逆の方向で飛行場の滑走路に沿って最後の着陸
準備をする航路をDown Windと呼びます。

 

いよいよ、高度を落としながらDown Windからまた直角に旋回するコースをBaseと呼び
ます。

 

最後の目の前にまっすぐ滑走を見ながら着陸するのですが、そのコースをFinalと呼びます。

たとえば、羽田空港の全日空ANA便が圧倒的によく使う滑走路の末端には、34Rか16Lと

書かれています。

34Rからの離陸は、ちょうど前方に東京タワーが見えます。
16Lからの離陸ですと、まっすぐに海ほたるがポツンと見えます。

 

普通の軽飛行機はエマージェンシーでない限り、羽田空港を使うことはできませんが、
私のフライトシミュレターではできます!

 

もし34Rから離陸をしようと滑走路に出ましたら、コックピットの真ん前の滑走路面に
34Rがデカデカと書かれています。空の上から読める大きさですからデカイのです!

離陸直前、「方位計(Heading Indicator)」の針を340度に設定します。
そして、フルパワーで滑走路を走り始めます。
右手に東京湾ゲート・ブリッジが見えます。
左手には、大きなエアーラインがウジョウジョいます。
65ノット(約105km/h)のスピードに加速したら、操縦桿をちょっと(少し)
自分の方に引きます。
そうしますと・・・フワッと浮き上がります。
これをエアーボーン(Airborn)といいます。

 

それからぐんぐん高度が上がってゆき、左手の第2ターミナル・ビルの端っこに来た頃、
ずっと向こうの丹沢山のその向こうに富士山が美しく見えます(晴れていたら)。
1000ftの高度に達したら水平飛行にしましょう!
向こうにレインボー・ブリッジと東京タワー&世界貿易センタ-ビルがハッキリ見えてき
ます。

汐留のビル群も見えます。
汐留方面の向こうの方には、離陸前から東京スカイツリーが見えていましたが、もっと
しっかりと見えてきます!

 

高度を2000ftに上げてゆきましょう!
2000ftに達したら、もう東京タワーを通り越して皇居が真下近くに見えます。
皇居の上を飛ぶことはできませんが、フライトシミュレターではこれまたできるのです。
この高さは、東京スカイツリーよりやや低い高さですが、関東平野が一望できます!
こんなにビル群というのは点在しているのかぁ〜と驚きます。
池袋、新宿、中野、渋谷が良く分かります!

 

あれれ・・・滑走路の標識などを説明しようと思っていたのに、つい逆上せ上がって空の
上まで来ちゃいました(^^;

 

今回は東京スカイツリーまで行かず、羽田空港の戻りましょう!
いつもなら東京スカイツリーに向かって、アサヒビールのウンコの上、浅草寺での低空飛
行・・・、東京スカイツリーをらせん状に旋回しながらてっぺんを見に行くコースを取り
ますが・・・、これは小生事務所に遊びに来て、ご経験下さい(^0^)

 

「方位計(Heading Indicator)」の針が飛び立った340度と反対の160度になるように
旋回しましょう!

旋回が終わる前から、羽田空港が見えてきます。
羽田空港は、2本の平行する滑走路があります。
旋回を終わった直後の平行する滑走路の「滑走路末端;通称Threshold」の付近に、向か
って右に16Rと書かれたA滑走路が、左が16Lと書かれたC滑走路があります。

 

そして、その手前に斜め向こうに向かって伸びるB滑走路があります。
やはり左「滑走路末端;通称Threshold」のところに22と書かれています。
ですから、東京湾の方からB滑走路に着陸してくる方位は約220度であることがわかり
ます。

 

羽田空港はできあがった滑走路の古い順にA滑走路、B滑走路、C滑走路と名付けられて
います。
2010年10月21日に、羽田空港の航空混雑を避けるために沖合にD滑走路が完成し
ました。

 

D滑走路は、世界初の人工島と桟橋のハイブリッド滑走路なのです!
05、23と「滑走路指示標識(Runway Numbers)」が描かれています。
D滑走路05はほとんど使われませんが、だいたい北に向かっています!

 

またまた脱線しました(^^;
先ほど離陸した滑走路34Rは、340度の方向から風が吹いてきているので、管制官が
「こちらから離発着しなさい!」と指示を出したものです。
ですから、戻って着て着陸するのも基本的に34Rを使わなければなりません。

 

なんども言うようですが、私などが乗る軽飛行機は羽田空港離発着ができません。
もしできると仮定して、模擬飛行(シミュレーション飛行)しております。
もし管制官に「いま東京タワー上空2000ftを飛んでおります。着陸の許可をお願い
します!」ってリクエストを出したら、「そんじゃ(こんなことは言いませんが!)、
Runway22に着陸を許可する!」なんて言われたら、即座に「方位計(Heading
Indicator)」の針を220度にして、着陸準備に入ります。

 

 一般的には、風の向きが急に変化していなければ離陸した滑走路を使わせるので、今回
は34Rから着陸しましょう!

そうしますと「方位計(Heading Indicator)」の針は340度にしたまま、羽田空港を右手
に東京湾の上を飛ぶことにしましょう!

 

ここは管制圏ですから、高度は高く飛べません。なんと高度500ftにします!
以前実際に、三浦半島から海ほたるを見下ろして浦安までのコースを飛ぼうと管制官に
リクエストしましたら、高度500ftを指示されました。

東京湾に500ftで入って、海ほたるまで向かいましょう!
その手前に東京湾アクアラインの地下通路への通気口がデカデカと見えてきます。
見えてきたら、高度を1000ftまで上げ、「方位計(Heading Indicator)」の針が340度
になるように右旋回してみましょう!
C滑走路がまっすぐに見えるよう飛行機の進行方向を目視で調整しましょう!
再度、「方位計(Heading Indicator)」の針を見ますとちゃんと340度になっているはず
です。
もう着陸寸前になりました。
このコースをFanalと言います。

 

キャブレターヒート(Carburetor Heat )をホットにしてパワーを押さえ、フラップを下げ、
滑走路の中心線に向かって、PAPI(後日、書きます!)を見ながら、パワーとエルロ
ンとラダーを操作して、スムーズな着陸をしましょう\(^o^)/

 

滑走路直前に「滑走路末端;通称Threshold」を通過しましたら、真下に「滑走路指示
標識(Runway Numbers)」34Rがデカデカと見えます。
ここでパワーをアイドルにします。

 

狙い目は、トウフ(豆腐)と呼ばれるタッチダウン・ポイント・マークです。
中心線のちょうどエアーライン機の主車輪が設置するマークを日本人パイロット仲間は
「トウフ」って呼んでいます。

 

「滑走路指示標識(Runway Numbers)」は、どんな小さな飛行場にも描かれています!
パイロットは、この「滑走路指示標識(Runway Numbers)」を基準に「方位計(Heading
Indicator)」を合わせて、離発着をします。

 

これだけで相当に操縦が楽になります。

遠方から飛行場に来る場合には、この「滑走路指示標識(Runway Numbers)」と飛行場に
最も近いVOR(超短波全方向式無線標識施設;VHF Omnidirectional Range)を使います。
VORを別名、電波灯台または航空灯台と初心者には言ったりします。

 

このように「標識」があるだけで、飛行機は安心して目的地に近づき、目的の飛行場に
着陸することができます。

 

さてビジネス・リーダーのみなさん!
もともと悪いビジネス・リーダー(経営者)なんていないのですよ!
でも・・・悪くなるビジネス・リーダー(経営者)は五万といます(^^;

企業・組織の構成員を企業では従業員、組織では職員などと呼びますね!?

 

新入社員、新入職員は入ってきたら、みんな「種」なんです!

失礼ながら、「種」は「種」なのです!
この「種」を育て、「花」を咲かせ、「実」をならせるのがビジネス・リーダー(経営者)
なのです!

 

このことも真理だと思って理解して下さい!
「種」を立派に育てることができれば、周囲に良い「人材・人財」が集まるのです!
だからこそ、企業・組織も成長するのです!

 

逆に、育てることを怠りますと消費者をだましたり、不正をしたりする組織を作ってしま
すのです(^^;

 

だいたい・・・そのような組織のビジネス・リーダー(経営者)自身が、その精神構造に
なっています!

「子供を見れば、親が分かる!」・・・「従業員・職員を見れば、ビジネス・リーダー(経
営者)」が分かります!!

そのために何が必要か!?
そうなのです!

 

「標識」・・・「目標水準」「行動様式=社風(企業文化レベル)=躾レベル」が必要なの
です!

 

昨今、公的なところから企業診断を頼まれることが多くあります。
ダメな企業の共通点は「経営理念」「社訓」「社是」「経営方針」などを諳んじることので
きないビジネス・リーダー(経営者)、従業員ばかりです(^^;

 

こんな哲学者カントが残した言葉をご存じですか?
「人間は、唯一教育されなければならない動物である。教育された人間によって教育され
 た時のみ、人間になる」・・・と。

 

その意味でも、ビジネス・リーダー(経営者)が自ら教育=自己啓発する精神態度がなけ
ればなりません!

「学んで足らざるを知り、教えて至らざるを知る!」

 

お近くの方でしたら、ぜひ小生事務所に遊びにいらして下さい!

フライト・シミュレーターでパイロットコンサル・ビジネスいろは考の飛行機の理論編が
実感できます!(^^♪

 

いわき経営コンサルタント事務所ホームページ
http://www.imcfujimoto.com/

 

いわき夢実現塾
http://www.imcfujimoto.com/?cid=4




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