平成22年5月26日から、いわき夢実現塾の皆さんと「極東ロシア」視察旅行に行ってきました。

実は、2005年9月にウラジオストクから入って、ハバロフスクへ通産省中小企業診断士行政関係のミッションで訪問して経験があります。
この仕事は、ロシアでのビジネス・チャンスがあるかどうかをJICA(経産省の外郭団体;国際協力機構;海外青年協力隊派遣で有名)、JETRO(外務省の外郭団体;日本貿易振興機構)ともリンクして、総勢30人ほどが選抜されミッションとして行きました。

今回の私の訪問目的は、基本的に5年の間、ロシアがどのように進化したか?を検証に行ったわけです。

前回の訪問では、興奮してゆきました。
当時、既に中国ではビザ申請はなくなっていました。ロシアには未だにビザを取得しないとならない。これが外交上のスタンスであるように感じます。

ですから、前回も今回もビザの申請が必要なわけです。
私の概念からしますと、まだ開かれていない国なんですね!
かたくなに移民や人の移動を拒む国と言ってもいいでしょう。

午前9:00、福島県いわき市平のいわき夢実現塾塾生経営の会社駐車場に参加者が合流し、2台のの車に分乗して新潟空港に向かいました。
ちょうど12:00に新潟空港に到着しました。
東京からの合流組も既に着ており、総勢11人の視察研修です。

ウラジオストク航空の搭乗者は、日本人とロシア人半々の乗客数でしょうか?
新潟市はハバロフスク市と姉妹都市です。
ですから、毎日2便〜3便あります。
成田では、週に2便しかありません。

15:40発ウラジオストク航空XF−810便です。エアバス−320なんですね。
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5年前に行ったときに利用したハバロフスク航空は倒産したそうなのです。
5年前は、旧ソ連製のツボレフ104に乗ってゆきました。
すべての座席を前に倒すとフラットな床ができあがるセミ軍用機でした。
飛んでいる間もガタガタ・ビシビシとおっかない(^^;
ロシアも自国開発よりヨーロッパや他国から購入する方がいいのでしょう?

新潟空港を離陸したらすぐに日本海を北上します。
下は海ですからつまんない!

離陸して30分もしないうちに、キャビン・アテンダントが飲み物、そして夕食?を配り始めます。
サンドイッチです。日本製でしょうから美味しかった。

片付けが終わりますと眼下にシベリアの大地が見えるようになりました。
新緑になった様子が見える。

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どこまでもなだらかなこんもりとした山々が延々と続きます。
3月にヨーロッパに行ったときもシベリア経由の航空路でした。
あのときは寒々とした凍てついた山々を見て、シベリアに抑留された人たちの大変さを想像しておりました。

ハバロフスクに近づくと徐々に飛行機は静かに降下を始めました。
窓の外に見える道路や家々、町並みをしっかり見下ろしていました。
偉そうですが、空からでも経済が見えるのです。
煙突の煙、道路を走る自動車、インフラとしての道路建設状況などからです。00極東ロシア視察04.jpg

 

中国では、空から見下ろしてもスモッグで残念ながら下が見えませんが、経済の急成長は一目瞭然です。

 

ついに飛行機は、あのアムール川に差し掛かってから大きく旋回を始めました。
アムール川の中州の広大さと川の流量の多さを実感できます。
着陸まで、しっかりデジカメで眼下をショットし続けました。

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上から見た光景も、到着してからも5年前と変わりないと確信しました。

小さな空港です。
いやぁ・・・・飛行場って言った方がいい。
でも一応、インターナショナル・エアーポートです。
タラップ・スポットはありません。
駐機したら、迎えの大型シャトルバスが一台、トコトコやってきました。

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飛行機の下では、多すぎるの官憲が目を光らせて私たちを睨んでいます。
コワァ〜ぃ(^^;
実は、駐機した飛行機の直近に真っ赤なSATと明記された中型飛行機が止まっており、そこから荷物を抱えた男がタラップから降りてきたら、数人の軍隊風の制服を着た大男が取り囲み彼を跪づかせるのです。そして、後ろ手にして護送車に乗せるのです。
その後、2人。同様です。
ちゃんとした旅客機であることは分かります。
キャビン・アテンダントが飛行機の中で下に合図をするからです。
「もしや・・・ハイジャック犯?」
まぁ、一般人が観ている中でやるんですからね!

 

前回の行った時には、下の官憲たちは肩に機関銃を掛けていましたが、今回は小銃を腰につけています。
少ぉ〜し、進化したのかなぁ(^^;)

税関もたったの3人で対応しておりますから、バス1台分の全乗客をさばくのにおおよそ1時間(^^;)
というのも、私はハバロフスクに到着してから便意をもよおし、トイレに行ったため最後の被検問者になってしまったのです。
後ろから、いらいらしながら、こうすればもっと効率が上がるのにと仕事の目が行きます。文句を言い出しそうになる自分を押し殺していました。
だって、さっきの男たちのように跪き、変な車に乗せられたくない(^^;
こんなところで「シベリア抑留者」になりたくないから・・・(^^;

 

空港の外に出ましたら、19:50(現地時間;時差2時間)なのに明る〜い(^^)
空は真っ青!
やっぱり私は「晴れ男」だ!

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実は、新潟空港に視察研修者が全員集合したとき、一人の塾生が、
「今日のインターネットの天気予報で、ここ最近のハバロフスクは氷点下だそうですよ!」
なんて言うもんだから、新潟空港ロビーでトランクをあける者もいるのです。

 

空港外に出たら・・・・・日本より暖ったけぇ〜(^^)

 

迎に来ていたガイドのゴーシャ(男性36歳)さんが、1週間前から急に春になり、草木が芽吹いて若緑がきれいですよ!って(^^)
みんなの目は、もちろんその氷点下発言者に!
本当に北海道の芽吹きの時期とそっくりです。
感動でした(^^)

 

迎えのマイクロ・バスに乗って20分、ハバロフスク中心市街地にあるパレス・ホテルに到着しました。
なかなか新しく、どこかで見たような・・・?

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ガイドのゴーシャさんに、
「この建物の端っこに、みちのく銀行はなかったですか?」
って聞きましたら、まさにあったと!
でもつぶれたと・・・(^^;

 

ここでもロシアでのビジネスの難しさを覚醒させました。
実は前回、ミッションで行ったとき、三井物産戦略研究所の副部長とシベリア鉄道寝台車で同室になりました。
彼は、上智大学ロシア語学科を卒業して三井物産に入社してすぐにモスクワ大学に企業派遣で2年留学したそうなんです。そのときに出会った女性(ひと)が今の奥様とか(^^)
彼はモスクワ大学を卒業してから、父親がお亡くなりになるまでモスクワ駐在と本社勤務をしながら、ロシア(当時はソ連ですね!)を20年に渡って研究されています。
彼から聞く話はドラスティックでした。
現在のロシア経済を牛耳っているのは、マフィアなのだそうです。
裁判所判事も弁護士も、知事も市長も町長も、事業家もマフィア抜きには何もできないと!
共産党政権崩壊後に、国有財産の払い下げを受けて財閥に成長したノーメンクラトーラ(特権階級)などもマフィアになってゆきました。

 

さてさて、枝道から戻りましょう!
ハバロフスク・パレス・ホテルのチェックインを済ませたら、早々に夕食(夜食)になりました。
ホテルの1階にあるレストランに集合して、初日の宴会が始まりました。

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宴会が始まりましたら、ガイドのゴーシャさんが私に向かって、5年前に経団連か何かのミッションで、極東大学授業参観視察の時、日本語科教室でそのミッションの一人の頭にカーテンレールが落ちてきて、救急車で運ばれたんじゃなかったのでは?と私に聞くのです。
正にそうだったんです!
「そうですよ!なんでぇ・・・???」
ゴーシャさん、実はどこか私に見覚えがあると空港で会ったときから感じていたそうなのです!
私はすっかり忘れていましたが、そのときのガイドさんがゴーシャさんだったのです。

この話から俄然、いわき夢実現塾の皆さんもグッとゴーシャさんに親しみを感じ、一緒に飲むことになりました。
「世界は狭い!狭まぁ〜い!!!」
って、お互い感心しながら乾杯です。

さすがロシア人・・・強い!
最初は、ビールでしたが・・・・その後、やはりウォッカだということになり、11人で開けたウォッカは5〜7本(^^;)
度数45度ですからね!

皆さん、最後にはへべれけぇ〜。

 

解散して、私は部屋に戻りましたが塾生の皆さんはもっと社会勉強をと威勢よく、ガイドのゴーシャさんに案内されて出かけてゆきました。

 

私は、インターネットの接続可能かフロントに行ったのですが、フロント嬢には英語も日本語も通じません!
なんだか、中国広州に行ったときと同じ(^^;

 

部屋に戻って、机の引き出しを探したり、ホテル案内のカタログにも目を通しましたがインターネット接続の案内がない(^^;)

 

そうこうするうちに、そんなに飲めなかった私も眠くなっちゃった(^^;)

 


極東ロシア2日目

ハバロフスクは、アムール川河畔に拓かれたロシア極東地域の中心地なんですね。

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ガイドのゴーシャさん曰く、中国をだましてふんだくったところだそうです。
最近、アムール川の中州にある島を中国が強引に取り返そうとしているらしいのです。

 

実質的に視察は今日が初日!
パレス・ホテルから登り路を数分も歩くとアムール川展望台です。

私は朝早く朝食を済ませて、ホテル周辺を散歩しておりました。
しまったことにホテルからかなり急な階段を下りてアムール川河川敷にいったのです。
そこには立派なフェリー乗り場があります。ずっと川沿いに歩いて、ホテルまでの坂道の道路を探し当てゆっくり登って戻ってきましたが・・・クタクタ(^^;

そんなものですから・・・また歩くのかぁ(^^;)

このハバロフスクも坂の大変多い街です。

昨晩遅かった連中の足はやはり重いですね!
肩で息をしております。

 

アムール川が展望できるところまできますとハバロフスクで2番目に大きく、再建されたロシア教会があります。

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美しいおとぎの国に出てきそうな教会です。
中には入らないで、もう一つの最大級のロシア教会では入ると言うことで、アムール川を見渡すことにしました。

 

アムール川中州にはダーチャといってロシア人のほとんどの人が別荘を持っております。
土地は余るほどありますね!
共産時代は、コルフォーズといった大農場で農作物を作り、それを平等(???)に配給していることを私は中学生の時に学んだことがあります。
しかし、現実は今の北朝鮮と同じなんですね!
特権階級には優先的に配給されますが、末広がりに配給が流れていく間にピンハネされたり、横領されたり・・・。
ですから、庶民は短い春から夏にかけて農作物を自作し、備蓄しなければならなかったんですね。
ゴーシャさんも300坪位の土地を買い、ログハウスを建てて、休日は家族で出かけると言います。

 

展望台のすぐ近くに、郷土歴史博物館があります。
入館することになりました。まだ新しいですね!
外になぜか大砲?

 

入館してすぐにかわいい少年少女(小学校低学年)が来ておりました。
私はかわいい子供が大好きです!
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一緒に写真撮ろうってボディトークしますと、わぁ〜って集まってきました。
かわいい〜・・・・(^^)(^^)(^^)

 

そういえば・・・・5年前にもここに来たような???
ガイドのゴーシャさんに聞いたら、建て増しと改装をしたそうなのです。

 

そこに400kgもあるチョウザメ(あのキャビアを持つサメ)の剥製が展示されていましたが圧巻でした。

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午前中は歩きの視察観光。
足・・・・クタクタ(^^;)
私以上に、昨晩のハッスル(発する)組はヘロヘロ(^^;)

 

一旦、ホテルに戻り、チェックアウトの後、マイクロバスでの市内視察が始まりました。

まず、やはり視察は庶民生活を知るために自由市場にゆきました。
もちろん、それだけではなくロシアの社会生活から経済状況が分かります。
また小売りマーケットの形態も感じ取れます。

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自由市場の建物の中では、生肉、魚の塩干物、キムチ、チーズなどが対面で売られていました。
以前、ロシアに来たときには、別のショッピングセンターなどというところに行きましたが、ブスッとした売り子さんばかりで気分が滅入りました。
でも、ここの自由市場の皆さんは愛想がいい!
進化している(^^)

 

建物中は、生鮮売り場と別当で衣料や靴・バッグなどの売り場がありましたが・・・埃がかぶっている(^^;

外には、貨車のコンテナを店舗に利用した売り場がずらっと並び、野菜が売られています。

なんと釣具屋さんがある!
アムール川では多くの釣り人が出るそうです。
だから釣具店は繁盛しております。
いわき夢実現塾塾生に釣具店経営をなされている人がいます。
意外に高いと・・・・これは食料品にも、衣料にもいえることでした。
価格を日本円に換算すると、日本と変わらない(^^;
なのに極東ロシア人の平均給与は、日本を月20万円とすると12万円くらいだそうです。
ですから、所得水準は低いのに・・・だからダーチャが必要なんだ!

市場視察の後、マイクロバスに乗ったとたん、私はすぐ眠りにつこうとするいわき夢実現塾塾生に課題を出しました。
「日本に帰ったら、ロシアでビジネスをするとしたら何がいいか5つ具体的に提示せよ!」と。
「ひぇ〜・・・そんなぁ(^^;(^^;(^^;」
一斉にブーイング(^^)
「何を言ってるんです!インディアンと藤本、ウソつかないけれど、サディスト藤本であること忘れていませんね!」

その後、やはり眠りに落ちた塾生を乗せて、マイクロバスは栄光広場に。戦没者(兵士)の慰霊場所です。
海外のどこの国に行ってもこのような場所があります。
なぜ、日本でははばかってしまうのでしょうか?
残念です!

この慰霊広場で写真を撮っておりますと、ロシアのピチピチ・ギャルが2人で歩いて来ました。美人です(^^)
塾生たちの鼻の下がみるみる・・・、そこで敵陣突破を私は披露するのです。
ロシア語はまるっきしダメな私です。
でも写真を一緒にとこれまたボディ・トーク笑顔でお願いしたら、気軽にOK!
左に立ってくれた長い髪の少女は、私の腕に手を通してくれるのです。
もう・・・・興奮(^^)

栄光広場のゆるい長い階段を登り切りますと、そこにハバロフスクで最大、ロシアでも3番目に大きなロシア正教会があります。
美しいですね!
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正面で、いわき夢実現塾塾生皆さんと記念撮影(^^)

 

ゴーシャさんから、共産党時代の「唯物論思想」によって、多くの教会・寺院がスターリンによって破壊された話を聞かされました。
彼らロシア人はスターリン時代のことを「粛正時代」と呼びます。
そうなんです。
先般、ポーランドで大統領を乗せた旅客機が墜落しましたね。
亡くなった大統領一行も、その粛正時代に数え切れないほど殺された人たちの追悼に向かうためだったんですね。
共産主義というのは、反対・言論を厳重に取り締まりました。
ポルポトも、毛沢東も文化人と呼ばれる言論人になりうる人たちを粛正しましたね!
ヒットラーは、知的能力の格段に高いユダヤの人たちをホロ−コースとしたわけです。
日本では、学生運動まっただ中の頃、浅間山荘事件の時、仲間の粛正がありました。
記憶に新しいのはやはり、オーム真理教ですね!
人間の浅はかは、人間の作り上げる文明をも後退させますね!

 

また真逆に、民主主義もなあなあになると今の日本のようにポピュリズム政治になってしまします。その結果、政治能力(為政者能力)がなくても人気投票で政治家になり、本質を忘れたプレステッジだけを欲しがる精神的偏向人間を作ってしまいますね!?

 

またまた枝道に入りました(^^;

 

この後、ロシアのどの街にもあるレーニン広場へ。
多くのロシアではレーニンの銅像は壊されているのだそうですが、ここでは重たいから壊さないのだそうです(^^;)

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広場の真ん中に大きな噴水があります。
広場は石が敷き詰められています。石と石の継ぎ目もきちんとコーキングされています。
ここでは青年たちが、スケボーかモトクロスバイクの練習をしています。
家族連れはのんびりとベンチに腰を掛けて談笑しております。

 

でも・・・不思議です。
女性のご老人を見かけることが少なかったこととアベックが仲良くしている光景がなかった(^^;

 

この後、ハバロフスク駅近くのレストランでロシア料理の夕食を済ませて、いよいよシベリア大陸鉄道夜行列車に乗ってウラジオストクへです!

 

西日のきつい部屋で食事をしましたが、暑いのなんのって(^^;
「なにが氷点下???」
言った本人も汗だくだくです(^^;

ここでも「5つの課題」を再度忘れないようにと!
そのためにこれから乗るシベリア鉄道オケアン号で、討論をするようにと!

ロシアの駅には改札口がないのです。
客車のすべての乗降口に、チケットを厳重にチェックする車掌さんが!
またまた私は、昔は綺麗だったと確信できる女性の車掌さんとツーショット(^^)
愛想がいいなぁ・・・(^^)
進化している!

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20:10発の列車が静かに走り始めました。
「ええっ!もう発車したの?」
って、みんながびっくりするほど揺れることなく動き出していたのです。
もちろん、車内放送なんてありません!
車外からも出発合図の放送や汽笛すら聴きませんでした。

 

3つの部屋に分散しましたが、荷物をまとめて寝るための身繕いを済ませたら、2つの部屋にみんなが集まってきました。またまた酒盛り開始です!
今日訪れた自由市場で本物の56g日本円で8千円のキャビアやつまみが開けられました。乗る前にスーパーマーケットにも出かけ、そこでビールを買っていたんですね!?

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大いに盛り上がったところで外を見ると地平線低くに満月が(^^)
美しい(^^)

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私は、彼らとおつきあいできるほどのお酒を嗜みません。
お先に失礼して、静かに走る寝台列車にゆ〜らり揺られて眠りに落ちました。

 

 

極東ロシア3日目

 

朝、参加者より早く寝ましたので早く目が覚めました。
というよりも、以前、シベリア鉄道夜行列車の乗ったとき、朝の洗面が混み合うことを知っておりましたので、それが潜在意識にあったようです。

 

洗面を終えてから、車窓を見ることにしました。
湖をかすってから、いよいよ街に入ってきました。

 

やはり・・・貧しい(^^;)
バラック立ての家々、補修のされていない建物が目に入ってきました。

 

「シベリア鉄道では、モーニング・ティーですね!」
と講釈を述べるのは、レストラン経営を手広くやっておられる塾生者、あの氷点下発言の張本人!

 

そんじゃぁっていうことで、一緒に車掌のところに行って、紅茶を3ツって注文すると70ルーブルだというのです。
たったの210円です!安〜い(^^)

 

だから100ルーブル渡したのです。そうしたら、途中で深夜に乗務を変わっていた車掌(男性)が懸命になって暗算をするのですが、答えが出てこないみたいなのです・・・(^^;)
こっちはロシア語が話せない!
といって小銭がない!
英語で30ルーブルだよと言って、指を3本立てたんだけれど・・・・返ってきたお釣りが60ルーブル!
30ルーブル返そうとすると、逆に文句言いそうな顔して、いいって言うんだから(^^;)
まぁ・・・ええかぁ!?
でも申し訳ないから・・・「チップ!チップ!チップ!」と言って30ルーブルを手渡したら、彼は満面の笑顔!

 

部屋に持って来てくれたときも、ニッコニコ(^^;)
まぁ・・・ええかぁ(^^)

朝8:00過ぎに、ウラジオストクに到着しました。
ハバロフスクからウラジオストクまで約800kmを12時間掛けて走ったわけです。
中学生の時、夜行列車に乗って(それも椅子席で)、東京に修学旅行したときのことを思い出しました。

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ここがロシア、旧ソ連でも最果てのまさに極東!シベリア大陸鉄道終着点です。

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なんと、ウラジオストクから首都モスクワまで9288kmです。
その記念塔前でいわき夢実現塾塾生の記念撮影。

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昔、シベリア鉄道で活躍し走っていた汽車も近くに展示されています。

 

ウラジオストク駅の真向かいは、ウラジオストク港なんですね!
歩いて太い道路を渡る距離にあります。
陸橋で繋がっています。

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港側に出たら、既に使われていないさび付いた軍艦が数隻係留されていました。
そう言えば、5年前と光景は同じ!

 

迎えのマイクロバスに乗って数分。
中央広場に来ました。
かつては革命広場と言われ、ロシア革命3人組戦士のどでかい銅像がドカン・ドカン・ドカンと建っています。
広場の片隅で、労働者らしき人がたばこを忙しく吹かしながらゲームに昂じていました。

 

錆びた軍艦の陸地側に海軍兵舎があります。
その一等地にC−56潜水艦博物館があります。
潜水艦がそのまま展示されています。

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でかい!
中に入りますと狭い!

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そこから、埃まみれの街の坂道をグイグイとクラッチを滑らせてマイクロバスは登ってゆきます。ついたところが「鷹の巣展望台」。
市内でもっとも見晴らしのいい高台につくられた展望台です。

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眼下に金角湾(キンコウワン)の全景が広がります。
先ほどのウラジオストク港や軍艦、対岸のゴールドビン岬も望めました。

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ここでは、結婚式を挙げた2人が永遠の契りを誓うために金属の鍵で鎖を結びにくるのだそうです。

冗談で、「こんなことをする人ほど離婚すんだもんねぇ!」なんて言っちゃいました(^^;

そうしたら、ガイドのオリャさん(女性36歳、16歳の娘さんがいる)が、なんとここウラジオストクの離婚率は70%だと言うのです。
また自分も、今の旦那様もバツイチなんだと(^^;)
その理由は、早婚が多く!そのほぼ100%が離婚するのだそうです。
彼女は、18歳の時、友人の9歳年上のお兄ちゃんとできちゃって、学生結婚をしたそうなんです。ウラジオストク極東教育大学日本語学科を5年掛けて卒業し、その間に娘さんができたそうです。
でもその後、離婚し、今の旦那様と再婚したと。
彼は船乗りで、海に出ると4ヶ月は帰ってこないのだそうです。

オリャさん、身長175cm、なかなかの美人です。
「4ヶ月は帰ってこない」を聞いていた例の零下男が、その後の昼食でウォッカをたらふく飲み、酔っぱらったふりして(いや本当に酔って)、なんと彼女にアタックするんです!
もう日本男児の恥さらしです!
本来なら、ゴム縛りの刑に処するところなのですが・・・(^^;

鷹の巣展望台の後に、ウラジオストク博物館にゆきました。
かつて一度も使われたことのない日本海を守備するために造られた要塞に、あちこちから大砲やミサイルを集めて観光資源にしているのです。
前回、来たときには1時間毎に大砲の空砲をならしてくれていたのですが、観光客の激減で「今日は大砲をならす時間はありません!」のポスターがヨレヨレになって、切符売り場に貼られているのをガイドのオリャさんが指さして教えてくれました。

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先ほどの醜態をみせた軟弱零下日本人に渇を入れるため、要塞のてっぺんで私は大声を張り上げて「日本帝国・・・万歳!」ってやっちゃいました。
(天地神明に誓って、私は右翼ではありません!日本魂は持っておりますが!)
ついでに「我が日本はロシア・バルチック艦隊に見事勝利したものである!そこいらの軟弱男児よ!スカ屁をするな!」とも言いました。
このような訓練を、私は新入社員教育でやります。「オープン・マインド訓練」と呼びます。

 

そう言えば、シベリア鉄道夜行列車オケアン号の狭い個室で何度が屁を放ったやつがいたそうで、それはそれは臭かったそうな(^^;)

この後、ウラジオストク極東教育大学の構内にある「与謝野晶子記念碑」と「西本願寺跡」を見に行きましたが・・・・私は以前、来ているので足がより重かったのです。

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零下酔っぱらい男は、もうふらふらで・・・・オリャさんに「オシッコ」って(^^;)
オリャさんもあきれて、「ここでしたらぁ!」
「恥ずかしい(^^;)」って、酔っぱらいが言うと、
「見えるほど大きくないでしょう!」
だってぇ、・・・オリャさんに1本!

 

昼食後、ここでも自由市場とショッピングセンターにゆきました。
自由市場はハバロフスクと同様に繁盛しておりましたが、ショッピング・センターはスカスカ(^^;)
なぜか!?
ショッピング・センターはブルジョアを客層にしていることがありありなんですね!
店内は、オシャレにはできておりますが高い(^^;)

 

ガイドのオリャさんに聞きますと、ロシア人でお金のある人はやはり日本、中国に買い物に行くそうなのです。
だから、たぶん今度行ったときには潰れているか、業態がガラッと変わっていると確信しました。

 

自由市場では、豚肉の解体をしておりました。
写真を向けると2人の兄ちゃんがポーズを取ってくれました。
なんと片方の兄ちゃんのエプロンには日本語が・・・日本の食品製造工場のエプロンのようです。

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この自由市場で、本物の「キャビア」や蟹缶詰を買う人が続出!
オケアン号で味をしめたようです?

 

「夕食にも出そうと!」
と幹事が。

 

夜の晩餐は打ち上げパーティでもあり盛り上がりました(^^)
あの零下酔っぱらい男は、自重したのか・・・少しだけウォッカを!
オリャさんは、あれ以来、ご機嫌斜め(^^;)

 

晩餐のあと、健康組は二次会に行きたいのだけれど、オリャさんにはお願いできない。
一行の中で、こんな時に機転の利く者あり!
ハバロフスクのガイド・ゴーシャさんに電話を入れて、こちらの知り合いガイドを紹介してもらうのです。

 

この人たちは、たぶん・・・・ロシアにいる間、寝ていないだろうなぁ(^^;)

 

私は、お部屋に帰ってお仕事(^^;)

 

晩餐会が終わって外に出るとまだ明るいのです!

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宿泊したヒュンダイ・ホテル(韓国系)は、前回も利用しましたが・・・進化していた(^^)

 

でも街は、残念ながら・・・・・進化の気配がない。
まだハバロフスクの方が遙かに発展していますね!

 

ガイドのオリャさんに聞くと、現在、ウラジオストクとハバロフスクは同じくらいの人口60万人だけれど、以前はもっとウラジオストクの方が多かったそうなのです。
今では、どんどん若い人がモスクワなどに出てゆき、少子化も相まって高齢化が進んでいるそうです。

 


極東ロシア最終日

 

最後の日になりました。
たったの3泊4日はあっという間ですね!
それもオケアン号の夜行列車での車中泊ですから短い!

 

朝10:00に集合しましたが、夜の元気組は、朝元気がない!
私は、どうも海外に来ると日課になってしまう早朝のホテル周辺の探索。
前回は、おっかなくて歩けなかったのですが、今回は慣れたせいと迷彩服の機関銃を持った兵隊なのか警官なのか分からないのがいなくなっていたせいで、出歩くことができました。
やっぱ進化してないなぁ(^^;
汚い!
埃だらけ!

 

いあやぁ・・待てよ!
でも自家用車は格段によくなっているなぁ!
前回は、ボロボロの中古車ばかりがバウバウ言わせながら走っていましたが、意識して歩道を歩きながら行き交う車を数えて見ると・・・ランドクルーザーが10台に1台は走っているのです(^^)

 

ほとんどが4輪駆動車。
そう言えば・・・日本で一番盗難に遭う車がランドクルーザーだとか・・・(^^;

 

佐川急便のトラックにもであったけれど、以前よりきれい(^^;

 

また自由市場に行くことにしました。
理由は、お土産で買ったキャビアなどを前夜の晩餐で食べちゃった(^^;
1瓶56g入りが8千円なんですよ(^^;
もちろん日本で買ったら数万円(^^;

 

なにが美味しいかって・・・・???
私は、イクラの方が美味しい!
筋子・たらこの方が美味しい!と思う。
でも、キャビア丼にして食べたら美味しかった(^^)
昨晩出されたご飯にスプーン2杯分ほど入れて、ガブッと口に入れたらややしょっぱいけれど旨かったぁ(^^)
私が買ったものでもなかったので、余計に旨かった(^^)

 

でもまぁ・・・なんて言うか、キャビアの高級イメージづくりはミシュランの陰謀に違いないと思いましたね!

 

最終日は14:30発の飛行機で帰国。

 

自由市場のあと、ダーチャ(別荘)に寄ることになりました。
ダーチャというのは、食糧配給時代自由に手に入らない主食のジャガイモなどを休日に作る小農園をみんながつくった場所と書きましたよね。
小さな小屋を建てて、週末は農業と魚釣りをして、冬の備蓄にした・・・。

 

なのに連れて行ってくれたところは、極東ロシアの金持ちの持つ本物の別荘!
豪華絢爛だけれど・・・・ダーチャじゃぁなーちゃ(^^;

 

ウラジオストク空港近くの予約されたレストランで駆け込みの昼食を取って空港に!

 

チンタラした搭乗手続きと出国審査・・・・結局、飛び立つのが30分遅れ。

 

ガイドのオリャさん
「最近の列車は時間はやや正確になってきましたが、飛行機はまだまだです!」

 

ウラジオストク空港を離陸して、海に出るまで窓の外の風景をデジカメで撮りました。

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また、新潟空港着陸前からランディングまでもパシャリと何枚も!

 

これは今でも中国の航空会社とロシアでは可能なようです。
だって離陸しても、着陸直後にも、あっちこっちで携帯電話やってんだもん(^^)

 

これにて、極東ロシア視察記は完です。

 

いわき夢実現塾塾生のロシア視察見聞における「5つの課題;ロシアでのビジネス・モデル呈示」が楽しみです。

 

長々とありがとうございました!




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