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いわき夢実現塾「ベトナム視察研修報告」平成21年6月吉日

いわき経営コンサルタント事務所
中小企業診断士・公認システム監査人 藤本匡弘

1.ベトナムの文化、宗教についての考察
ベトナムの文化は紀元前数千年から形成されているという。
だが地政学的にも、ベトナムは1000年以上、中国封建の支配下にあったことは事実だ。
また、多くの帝国主義国(最近まで仏国)に侵略されてきた。その気性などや外見上の様子から小生はベトナム民族は韓国(朝鮮民族)に似ていると感じる。
彼らが言う、「決して屈服しませんでした!」の響きに順応性や策略性を感じたりする。
厳しい考え方をすると「読めない」とも言えそうだ。
その辺を三菱商事の柏木支配人に聞きたかったが、いわき夢実現塾はどうもそんな場でもない(^^;)

ただ、そのベトナム民族の順応性は別の見方をすると「他の文化の良いところを受け入れる柔軟さ」がある言ってよい!
特に最も大きな影響を受けたのは東洋文化であろう。ベトナム人は限りなくタイ人に似ている。
特にホーチミンではそう感じた。ガイドのフクさんも縄文系の顔立ちだった。
なんとベトナムには国教がないそうだ。占領・侵略の歴史の中で皇帝や国王が座ったことがないのだろう?しかし、仏教は相当に発展しようだ。現在も仏教徒が大半を占めるという。
その他に、キリスト教、カオダイ教、ホアハオ教、イスラム教などの宗教が存在するという。
三菱商事訪問時、待ち時間があったのでホーチミン市唯一のインド寺院(ヒンズー教)を訪ねたが閑散としていた。よく観るとカーマストラの壁画も少々で、お香が仏教の線香を代用していたのには笑った。
 

2.ベトナムの食糧事情
農業国であるベトナムの主要作物は米だという。、当然、ベトナム人に欠かせない毎日の主食は白米らしいがインディカ米だ。
同行していただいた大和田氏の説明では、暑い中での米食は不思議と時間が経つとジャポニカ米のような粘っこいものが胃もたれを起こすそうで、やはりインディカ米がいいと言う。
なるほど、タイでも同じような事を言われたが、短期滞在型純粋日本人の私はやはりジャポニカだ!
ベトナム人は我々日本人と同様に毎日の食事の事を「『ご飯』を食べる」と言うそうだ。
そして箸を使う。

ベトナム人の日常生活で夕食は最も重要なそうな!見るからに夜はあの熱帯夜の中、外での食事が 主と思いきや丹念に準備をして、ゆっくりと食べ、団らんするのが習慣だそうだ。
もちろん、日本でも同様にベトナムでも若者の自由な活動・男女交際は外を群れ走るホンダ(ここではバイクのことをホンダという!)・アベック走行が証明する。
ベトナムには4度目になるが、来るたびにガイドさんに、「あのアベック・ホンダはどこに何をしにゆくの?」と問いかけるのだが・・・・河川敷らしい。それ以上はニタニタ(^^)
※バイクの修理店には「HONDA」と銘板されている。YAMAHAのバイクを「ヤマハ・ホンダ」川崎のバイクのことを「カワサキ・ホンダ」というのか?ホンダホンダ(^^)

なんとベトナム人は、しっかりと朝食を摂るらしい。朝食の食べ物としては、「フォー」「バィン クォン」「各種のモチ米(北部地域)」「ブン」「クアンうどん(中部地域)」「フ ーティェウ(南 部)」などだ。
間違いなく、ベトナム料理はフランスの味と日本の味(実は中国広州の味だろう!)が混じっており美味しい!
ベトナムでは、地域や季節によって食生活が非常に変化するそうだ。今度時間があったら、ハノイからダナン、サイゴンへと旅してみよう!多彩な飲食文化を楽しむことができるだろう!
特に「生春巻き」は絶品だ!


3.ベトナムと日本の物価比較
日本人から観たベトナムは、物価が安く、暮らしやすい(暑いので私はイヤだ!)だろうけれど、とにかくドンがドンドンとインフレで桁はづれ(^^;)
安いのか高いのか全く検討がつかなかった!
フランス統治の名残でベトナムにはバイン・ミーというフランスパンが道端でも売っている。
おいしい!何といっても安いのが魅力だ!

ベトナム物価を2009年5月でのデータで日本と検討したサイトを見つけたので参考にしたい。
品目      ベトナム売価        日本売価           倍率◆伸
米    ローカル米35円/kg   こしひかり 600円/kg    17.1倍 

※ベトナムはインディカ米(長粒)が主流。日本はジャポニカ米(短粒)で、基本的に種類が異なる。ベトナムで販売されている米は非常に種類が多く、もち米も多い。

品目      ベトナム売価        日本売価           倍率◆伸
麺類   フォーボー46円/1杯   きつねうどん300円/1杯     6.6倍 
パン   バイン・ミー6.5円/1本 フランスパン200円/1本    30.7倍 

品目      ベトナム売価        日本売価           倍率◆伸
アイスコーヒー  カフェ・ダ20円/1杯 アイスコーヒー 300円/1杯  15倍 

※なんとベトナムはコーヒーの産地で輸出量も多い。これもフランス統治の名残で道端にもカフェが沢山ある。道端の1杯は3,000ドンで飲めるらしい。独特のアルミフィルターで入れてくれる。
グラスに氷を入れてここにコーヒーを流し込むとカフェ・ダの出来上がり。暑い国だから美味しいだろうが、お腹は保証しない! 

品目      ベトナム売価        日本売価           倍率◆伸
コカコーラ  350ml缶33円/1缶   350ml缶110円/1缶   3.3倍 
生ビール   14円/中ジョッキ      400円/中ジョッキ     28.6倍 
タバコ    ERA14円/1箱      キャスター 250円/1箱  17.8倍 
新聞     Tuoi Tre14円/1部 産経新聞 100円/1部    7.1倍 

※Tuoi Treは、ベトナムでは販売数の多い大衆紙だそうだ。ベトナムでは新聞配達の制度はない。道端の新聞売りで購入する。ベトナム人は識字率が日本の次に高く、新聞読むのが好きだそうだ!

品目      ベトナム売価        日本売価           倍率◆伸
市内バス     21円/1回      市バス 220円/1回     10.5倍 


ところで、大卒初任給は外資系企業で100ドル(10,500円)、日本の20分の一だ!
あくまでも外資系の企業の賃金であり、民間企業や公務員では半分くらいのところがざらにあるという!なのに公務員は立派な一軒家、1世帯で数台の乗用車、バイクは一人1台が当たり前の持っているという!?・・・・・まさに「袖の下文化」がまかり通っている!
ちなみに最低賃金は、公務員、国営企業で450,000ドン(約3,260円)になっているそうだ!
外資系が、2006年2月より、870、000ドン(6,382円)だそうだ。
東京 最低賃金710円/1時間に比べると70分の一だ!
なのに・・・・・あの活気は何処から来るのだろうか?

 

4.スーパーマーケット
いわき夢実現塾は大和田氏のご紹介のおかげでベトナムでも最大規模の生活協同組合スーパー;
サイゴンCOOPのヘッド・オフィースにて、サイゴンCOOPの副社長Truong Tan Toai女史との会談をすることができた。
日本の年商規模で380億円もあるのだから、相当に大きい!後ほど、GMS系サイゴンCOOPの店舗に出かけたが、日曜日ともあって大繁盛していた。

だが、東南アジア特有の炉端店舗が無数にあり、サイゴンCOOPの副社長も言っていたが、生鮮食料品の売上げ構成比36%の理由がわかる。あちこちの市場も活気があり過ぎるくらいだ。
サイゴンCOOPも結局、ドライ・グローサロリー、家具・家電などの売上げが多くを占めるのだろう。

競合の件を訊ねたが・・・・「気に掛けていない!」。まさに「知らぬが仏」⇒「無知の涙」を溢すことになるだろう!?日本の神戸灘生協や札幌コープなどへの視察研修より、タイ・バンコク、中国沿岸南部での、フランス・カールフール、ドイツ・メトロ、バンコク・TOPsなどを観に行 って来た方がいいぞ!なんて・・・・言えなかった(^^;)

サイゴンCOOPの入り口には、東南アジア、中国共通のロッカーがあった。ここに荷物や帽子を預けるのだが、ここでもチェックが厳しくゲートを通る前に警備員が睨みをきかしていた。
にっこりしながら、バシャバシャと写真を撮りまくった。何か言われたら日本語の「わっかりましぇ〜ん!」って言ってやる覚悟だったが、あてが外れた(^^;)

サイゴンCOOPの生鮮食品は確かに鮮度が良かった!東南アジアに共通する「バルク販売」が主流だ!対面も活気があり、きちんと調理をしていた。
ところどころ、パック詰や冷凍食品に鮮度の極端に劣化したものを見つけたが、まぁそんなものかなぁ?

レジに、大和田さん推薦のインスタント・コーヒーと糖尿病に効くというお茶を持参した。素早いスキャニグで金額が出たが、検討がつかない!単位が違うと計算機が動かない!
お札をバサッと持って、ここから取ってくれという仕草をしたら、レジさんがまいったぁという顔をしながら、無愛想にお札を摘み取って、コインの釣り銭を投げて寄越した(^^;)

このサイゴンCOOPは、ほとんど日々安売りをやっているようだ!
なんだか、昔の「アホのマルトVS馬鹿の藤越戦争」を思い出した。


5.観光
.ラオケ
ベトナムではスナックでのカラオケ禁止だそうだ!
カラオケの曲目ブックはビジネスバッグに入って出てくる。何か合図があるとそれにしまって、お客様のバッグに見せかけるという。
私は中国でも同じだが、入店時にママさんに連れられてドバッと多くのホステスさんが入ってきて、どれでも選り取り見取りで選べが嫌いだ!いわき夢実現塾塾生の選び方、順番(手の早い順)を観ているとなるほどと感心するくらい分かる!
私は残り物に福だ!なかなか純情な娘さんになって良かった(^^)

▲妊ナー
これはいけません!
いわき夢実現塾塾生は皆さん酒豪!
何が美味しいワインか全く分からない!
やっぱ「赤玉のポートワイン」だ!特上のアイス・ワインより旨い!
フランス領であった関係で食事はどれも抜群にいける!ただディナーの時間が長い!
米国で早撃ちマック早漏食事になれた私には長い晩餐は耐えられない!まぁ・・・言い方を変えると「貧乏性」なのだ。

クチのトンネル
ベトコンが強大な戦力を持つ米国に勝った誇りある戦場跡だ!
これで2度目だが、米国の軍事戦略の滑稽さがみえて面白い!
地獄の黙示録、プラトーン、シンレッド・ラインなどなどのベトナム戦争を題材にした狂気映画を思い出した。ここで狂乱して死んでいった米国の若者、お国のためにカラダを粉々にしたベトコン兵が眠っているようだった。
クチのトンネルは狭くて真っ暗だ!いわき夢実現塾塾生も半分が完歩。米兵ならほとんどが糞詰まり状態だったろう?
戦争記念館では、日本では禁止されるグロテスクな写真が展示されている。戦争の悲惨さを知るにはいいのだが、いい加減、文化国家になるためには展示のやり方を変えてもいいのではと思った。

ぅチ観光から帰って来てから「チョロン市場」見学だった。
クチへの往復時間もダレダレで、ここに来たら暑さでダレダレ(^^;)
一間間口、一間奥行きの店舗に崩れそうなほど商品を積み上げ熱心に商売をしている。
市場内を荷物運びの青年がセッセ・セッセと大きな荷物を肩に掛けて運んでいる姿は、私が大阪の中央市場でアルバイトをしたときに似ている。日本でも同じような時代があった!
早く日本のようなスマートな国になって欲しいなと心底そう思った。

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メコンデルタの町ミトに着く直前からスコールになった。雨の中のメコン渡り。
大揺れに揺れる小さなボートで向こうの中州へ!途中で船長兼雑用係(船は1人で操業。日本では事業船舶法違反だが(^^;))がココナッツのジュースを1コ1コナタで上手に加工してくれた。見事だ!美味しかった!

γ羹に果樹園がある。ここの女性はみんな美人だとガイドのフクさんが言う。フィフティフィフティだった(^^;)
ここでジャングル・クルーズと名打って、霞ヶ浦の潮来伝馬船もどきが向こうの見えないヤシ林のクネクネ小川を行く。時間にして10分から15分かな?
行き交う船のこぎ手が一応に「チップ・チップ」と呼びかける。仲間意識が高い。
降りるときに「チップ」と遠慮した声を出す。「しゃぇ〜ないなぁ・・・」で1ドル!

こうして、私は、いわき夢実現塾塾生とは半日早い帰国。成田に午前7:45着。
サイゴンの方が空港ではマスクの人が多かったのだが、日本に帰ってきたら皆無に近い!
あれからも・・・・・なぜか・・・・インフルエンザの報道が鳴り止んだ。
秋口からの南半半球精力増強組ウィルス上陸が怖い!

ありがとうございました!




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